仕事を円滑に進めるために不可欠なのがコミュニケーション能力です。
双方の考えをしっかりと伝え合うということは、どんなプロジェクトにおいても必須であると言えます。
しかし、人見知りをしてしまう人にとって、初対面の人とうまくコミュニケーションをとるのはとても難しいことです。
そして、こうした能力は高めようと思ってもすぐには向上するものではありません。
そのため、自分にはコミュニケーション能力がない、と諦めてしまう人も多いのが実情です。
けれども、努力せずに諦めるのは大変もったいないことです。
人見知りは、日々の習慣づけで誰でも克服することができます。
では、どうしたらいいのでしょうか。
まず始めに意識すべきことは、相手の目を見て話すということです。
人見知りをする人の多くはこれができていないと言えます。
相手の目を見て話すことで、自分の話をしっかりと聞いてもらえるのはもちろん、話の内容に対する信頼感も増します。
けれども、いきなり目を見て話すというのは、少々シャイな人にとってはかなりハードルの高いことかもしれません。
そんな人は、相手の目を直接見るのではなく、目と目の間、眉間のあたりを見るようにすると良いでしょう。
また聞き手としても、あまりにもずっと目を見ていられると落ち着かない、という人もいるので、目をしっかり合わせるというよりも、ぼんやりとでいいから顔をきちんと上げて話すこと、そして大切なところは目を見つめて相手の注意をきちんと引き付けるということを意識すると良いと言えます。